Windows 10 Anniversary Updateで追加された、Windows Inkワークスペース機能と使い方を調べてみました。
Windows Inkワークスペースの呼び出し方
Windows Inkワークスペースを呼び出すアイコンは、Anniversary Update導入後には、タスクバーの右側にある通知領域の中にこのようなアイコンが表示されます。
これをクリックするとInkワークスペースが開きます。
通常のタッチパネルの無いWindows10のパソコンでは、このアイコンは隠された状態になっています。
この場合は、タスクバー上で右クリックすると表示されるメニューの「Windows Inkワークスペースボタン表示(W)」をクリックして下さい。
※タスクバーにボタンがない場合
付箋を使う(Sticky Notes)
スタートメニューからも、StickyNotes(付箋アプリ)を起動できますが、
Windows Inkワークスペースの機能になって、こちらからも可能に。
スケッチパッドを使う
スケッチパッドは従来のペイントと比べると機能が簡略化されたフリーハンド専用のメモ、タブレット仕様といった感じのお絵かきツールです。使えるペンはボールペン、鉛筆、蛍光ペンの3種類です。
④消しゴム
左から4つめのボタンが消しゴム機能です。 Windows Inkでは描いた軌跡は一回ごとに画像として保存するようなので、この消しゴムで消したいところをなぞると一発で消すことが出来ます。 この消しゴムボタンを長押しすると、すべてのインクのデータを消去するか否かのメッセージが表示されます。
一発、全消去になります。
タッチ操作の場合は、
2本指タッチで同じように、直感的に回転させることが可能です。
⑤定規
左から5つ目のボタンは定規機能です。
マウス操作であれば、
スクロールホイールを回すことで定規を回転させることができます。
⑥タッチによる手書き操作
左から6つめの指先型のボタンをONにすることで、タッチパネルでのタッチ入力操作を有効にします。
⑦Undo,Redo
左から7,8つ目のボタンは編集機能のUNDO/REDOです。
「元に戻す」ボタンで、一つ前の操作を取り消すことが出来ます。(Undo)
「繰り返し」ボタンで、取り消した操作をもう一度やり直します。(Redo)
⑧トリミング
描いた画像の一部を切り出すための「トリミング」機能ボタンです。 暗くなっている領域のところがカットされ、明るい部分だけの画像になります。 四辺の頂点部分をマウスで移動させることで、切り出す領域を設定できます。 トリミングする領域を決めたら、右上に表示されている☑マークで確定します。
(WindowsアクセサリのSnipping Toolで切り取る方が簡単ですが・・・)
⑨ゴミ箱
全てをクリアするためのボタンです。全消去ボタンです。キャンセル。
⑩保存
右から3番目のボタンは、描いた画像の内容を保存するためのボタンです。HDDやUSBメモリなどに保存ができます。
クリックすると、名前を付けて保存のウィンドウが表示されます。
⑪コピー
ツールバーの右から2番目のボタンは、描いた画像の内容をクリップボードに保存します。編集のコピー機能なので、画像を扱えるアプリなどに、そのままペースト(貼り付け)できます。
⑫共有
最後のボタンは「共有」のためのボタンです。共有サービスの選択ウィンドウが表示されるのでOneNoteやメールなどの共有機能を選択できます。
画面スケッチを使う
画面スケッチでは、その時点のデスクトップに表示されている状態の、その画像の上に、手書きのメモなどを書き込めるようになります。
デスクトップに表示されている画像がそのまま下地のキャンバスになっている状態で、自由に描画できるようになります。機能としてはスケッチパッドの機能(操作ボタンなど)と全く一緒です。
Microsoft Edgeの『Webノートの作成』と同じような機能です。これも他の画像をデータとして扱えるアプリには、Copy&Pasteで使用可能です。
Google AdSense