パソコンの画面を画像として保存 - Snipping Tool
「パソコンの画面を画像として保存する」には、Windows 標準の機能のなかにも、いくつかの方法があります。これまでは、[PrintScreen]キーや、有償の画像編集ソフト
(ソースネクストの「スグレモノ撮画ツール」など)を使って保存していましたが、Windows 7 以降では、Windows の標準機能として、画面を保存するための「Snipping Tool」というツールソフトが用意されています。
Windows10 の anniversary update 以降になると、InkWorkSpaceの[画面スケッチ]の中のトリミング機能で、画像の切り抜きができるようになりましたが、使い勝手は随分と違います。
どんな違いがあるでしょうか。
(2017/10/12)Windows10 version160?のときのSnippingToolです。
version1703になって、また機能が追加されています。モードが追加されて、切り取り方が自由にできるようになりました。後日、わかばの中で1703の方が多くなってきたら更新しておきます。
Snipping Tool を使った、パソコン画面の保存
①Snipping Tool の起動
[スタート]>[すべてのプログラム]>[アクセサリ]の中にあります。また、Windows10 では、スタートメニューの右隣りの検索枠(コルタナ)に入力してやれば検索表示されますので、クリックして起動してください。
※これをアイコンとして、デスクトップやスタートメニューのタイルに登録しておけば、以降は、これをクリックで一発起動できるようになります。やはり、このようなツールソフトはタスクバーにアイコンを置いた方が、直ぐに起動できて便利ですね。
Snipping Toolを起動すると、左図の様なウィンドウが表示されます。
②新規作成
画面全体が画像保存の対象になります。[新規作成]をクリックすると、画面全体が薄っすらとした状態になるので、画像として保存したい領域をドラッグすると、ドラッグされたあたりが貼り付いた状態でSnipping Toolが表示されます。
今、この資料の編集中の
WORD画面を[新規作成]
からドラッグして画像を切り抜いてみました。
a.保存
あとは通常の画像編集ソフトと同じように、保存操作(クリック)
を行えば、パソコンの画面が保存できます。
③遅延
anniversary update以降?のSnippingToolではこの遅延機能が付加されました。これまでは、ドロップダウンメニューなど一時的に表示される表示の画面は、[新規作成]をクリックしてキャプチャーしようとすると閉じてしまうので、Snipping Toolを使ってキャプチャーするためには、一旦、ドロップダウンメニューを表示してから、[Ctrl]+[Print Screen]キーとしてからキャプチャーしていました。
まあ、大した手間でもありませんでしたが、この遅延機能を利用すると、新規作成をクリックした後、指定された秒数後に新規作成の状態になるので、その指定した時間になるまでにドロップダウンメニューなどの表示をさせておけば、OKということになります。
(0~5秒の指定ができます)
まあ、実際にやってみると、0~2は短すぎて役に立ちそうもないですね。自由に秒数を決められれば良いのにね。
④キャンセル
一度切り取った領域の取り消しです。このキャンセルをしなくても、再度、新規作成で大丈夫です。
⑤オプション
チェックを入れたり外したりして確認してみて下さい。
どんな感じに変わりますかね。
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